招待状、返信はがき、案内図、付箋などができあがったら、それらを送る封筒を作りましょう。招待状と色合いを合わせたり、同じデザインで統一するのがおすすめ。封かん用シールで封をすれば、素敵な招待状が完成します。
宛名は、毛筆で手書きが理想的ですが、最近は、毛筆とはマッチしない挙式スタイルが増えているため、ペン書きや印刷にする人も増えているようです。
封筒の差出人は、招待状の差出人と同じで、披露宴の主催者になります。両家の親の名前、もしくはふたりの名前で出しましょう。
宛名は基本的に手書きがベストですが、印刷をする場合は、結婚式のスタイルや招待状の雰囲気に合わせてフォントを決めるとよいでしょう。毛筆風、行書体、楷書体、教科書体など好みに合わせて選んでみてください。
封筒を縦書きにするか、横書きにするかは自由です。ただし、宛名と差出人の向きは必ず合わせること。また縦書きにする場合は、封筒を閉じる部分が左側に来るように宛名を書くようにしましょう。
封筒の表にはゲストの名前と住所を記載します。敬称は通常「様」。恩師や医師には「先生」を使います。名前を書く際は、旧字体、人名外字などを間違えないように気をつけましょう。
ご夫婦で招待する場合は、ご主人の姓名とご婦人の名前を連名で書きます。この際、両人の「様」が揃うように並べて書きましょう。ご婦人の名前がわからない場合は、「令夫人」とし、令夫人の「人」が「様」と揃うように書きます。また、ご家族の場合は、ご主人のお名前と並べて「ご家族様」と記入しましょう。
招待状を手渡しする場合は、住所を入れずに名前だけを書きましょう。ご媒酌人や主賓には直接手渡しするのが理想的です。その他のゲストの方も会うことができる場合は、できるだけ手渡しにしましょう。
披露宴の主催者が両家の親の場合は両家の親の名前で、新郎新婦の場合はふたりの名前で出します。縦書きの場合は、新郎側の住所氏名を右側に、新婦側の住所氏名を左側に記載。横書きの場合は、新郎側の住所氏名を上に、新婦側の住所氏名を下に記入しましょう。
ふたりの名前が差出人の場合、旧姓で記載しましょう。ただし、入籍済みの場合はこの限りではありません。
封かん用のシールを貼る場合、住所・氏名がかぶらないように差出人の位置を工夫しましょう。
宛名の縦書き・横書きの形式、書体などは、封筒や封入する招待状などのデザインに合わせましょう。また封筒類は、挙式スタイルに似合ったデザインのものを選びましょう。
宛名は、封筒の表面に、折り返し部分を左側にして書きます。裏面では、封をしたときに折り返し部分が右側にきます（右側が手前にくる：慶事は右前）。
切手は、表面の左上に、宛名と同じ向きにして貼ります。
差出人は、裏面の左下方に、縦書きで記載します。封筒の差出人と封入する招待状の差出人は同じにします。
宛名は、封筒の表面に、折り返し部分を上側にして書きます。
切手は、表面の右上に、宛名と同じ向きにして貼ります。
差出人は、裏面の下方中央に、横書きで記載します。封筒の差出人と封入する招待状の差出人は同じにします。
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