結婚をはじめてお知らせする招待状だからこそ、ふたりの気持ちが伝わる素敵なものを送りたい!
そんな想いで招待状を手作りする人たちが増えてきています。
そこで、ここでは招待状の作り方と、最低限おさえておきたいマナーをご紹介。
ふたりらしさが溢れる心のこもった招待状で、みんなを招いてみませんか?
招待状は、ふたりの結婚式や披露宴のイメージを伝える大切なもの。挙式の2ヶ月前には発送できるように、余裕をもって準備しましょう。招待状の内容は「いつ、どこで、どんな結婚式を行うか」をきちんと明記することが大切。 また、地図、返信用はがき(受取人住所氏名入り、切手貼付)を同封することを忘れずに。スピーチなどを頼む場合は付箋(追伸カード)を同封しましょう。
招待状の冒頭は「謹啓」「謹呈」「恭啓」などの頭語で始め、末尾は「謹白」「敬白」「頓首」などの結語で終わらせます。頭語は1文字下げずに行頭から書き始めること。結語は最後の行か、次行の文末に書きましょう。(縦書きの場合は一番下、横書きの場合は右端)
頭語の後には、招待状を出す月を基準に、季節を感じさせる「時候の挨拶」を入れます。
時候の挨拶例を参考にしてみてください。
「お祝い事には終止符を打たない」という意味をこめて、文面は「、」「。」などの句読点を省略し、字間を空けたり、改行して書きます。段落の行頭も空けないのがしきたりです。
「切れる」「去る」「枯れる」などの忌み言葉や、別れや終わりを連想するような言葉は使わないように気をつけて。繰り返しを意味する「重ね重ね」「再び」などの言葉も避けましょう。
日付、開始時間、受付時間を書きます。
招待状の差出人は披露宴の主催者になります。親が主催する場合は両家の親の名前で、本人たちが主催する場合はふたりの名前にしましょう。
従来は親の名前で出すのが主流でしたが、最近ではふたりの名前で出すことが多いようです。
「○年○月吉日」とします。
発送から約1か月後を目安に締切日を設定します。
新春の候/初春の候/迎春の候/うららかな初日の光を仰ぎ/穏やかに年が明け/寒さ厳しき折から
立春の候/向春の候/梅花の候/晩冬の候/梅のつぼみもふくらみはじめ/梅花もほころび
早春の候/春暖の候/花便りの聞かれる今日このごろ/春まだ浅く/春色にわかに色づき/日増しに春らしくなり
陽春の候/春暖の候/若葉の萌え立つころ/うららかな季節を迎え/春光うららかな好季節となり/若葉の萌え立つ今日このごろ
新緑の候/薫風の候/晩春の候/風薫る今日このごろ/緑も深い青葉のころとなり/五月晴れの好季節となり
初夏の候/向夏の候/木々の緑も深みを増して/日ごとに暑さが増す折/紫陽花が雨に映えるこの季節
盛夏の候/炎暑の候/大暑の候/日ごとに暑さが増してまいりましたが/梅雨も明け夏の太陽がまぶしいこの季節/暑中お伺い申し上げます
晩夏の候/残暑の候/残暑厳しい折/暦の上ではもう秋/残暑厳しき折/空の色もいつしか秋めき
新秋の候/初秋の候/新涼の候/早秋の候/日増しに秋も深まり/すがすがしい秋晴れが続きますが
清秋の候/紅葉の候/仲秋の候/錦秋の候/秋もようやく深まってまいりました/稲も豊かにみのり
向寒の候/晩秋の候/深秋の候/初霜の候/秋も深くなり/紅葉の美しい季節となりました
初冬の候/師走の候/寒冷の候/寒気厳しきおり/ちらちらと粉雪の舞うこの季節/師走の風が身にしみる今日このごろ
謹啓 ようやく春めいてまいりましたが 皆様 いかがお過ごしでしょうか このたび ○○○○様ご夫妻のご媒酌によりまして 結婚式を挙げることになりました つきましては 日ごろお世話になっている方々に お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます ご多忙中 誠に恐縮ではございますが ぜひ ご出席賜りたくここにご案内申し上げます 敬白 記 日時 2010年 ○月 ○日(○) 午前11時00分(午前10時30分受付) 場所 ○○ホテル ○○の間 東京都○○区○○ ○-○-○ 電話 ○○-○○○-○○○○ (○○線○○駅○○口下車徒歩○分) 2010年○月吉日 吉田一郎 山田花子 誠にお手数ではございますが 同封の葉書にてご出席の有無を ○月○日までにお知らせくださいますよう お願い申し上げます
謹呈 日増しに春らしくなってきましたが いかがお過ごしでしょうか このたび 私たちは結婚することになりました つきましては これまでの感謝の気持ちをお伝えしたく ささやかですが 披露宴パーティを用意させていただきました ご多忙のなか 誠に恐縮ではございますが ぜひご出席くださいますよう ご案内申し上げます 敬白 記 日時 2010年 ○月 ○日(○) 午前11時00分(午前10時30分受付) 場所 ○○ホテル ○○の間 東京都○○区○○ ○-○-○ 電話 ○○-○○○-○○○○ ○○線○○駅○○口下車徒歩○分) 2010年○月吉日 吉田一郎 山田花子 なお 勝手ながら○月○日までに 同封の葉書にて ご出欠のお返事をいただけると幸いに存じます
謹啓 初春の候 皆様には益々ご清祥のこととお喜び申し上げます このたび ○○○○様ご夫妻のご媒酌によりまして 太郎 長男 一郎 梅雄 次女 花子 が結婚式を挙げることになりました つきましては 披露かたがたささやかな宴を催したく存じます お忙しいとは存じますが なにとぞご臨席の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます 敬白 記 日時 2010年 ○月 ○日(○) 午前11時00分(午前10時30分受付) 場所 ○○ホテル ○○の間 東京都○○区○○ ○-○-○ 電話 ○○-○○○-○○○○ (○○線○○駅○○口下車徒歩○分) 2010年○月吉日 吉田太郎 山田梅雄 誠にお手数ではございますが 同封の葉書にてご出席の有無を ○月○日までにお知らせくださいますよう お願い申し上げます
謹啓 初春の候 皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます このたび 太郎 長男 一郎 梅雄 次女 花子 との婚約が相整いまして結婚式を挙げる運びとなりました つきましては 幾久しくご懇情賜りたく ご披露かたがた粗餐を差し上げたいと存じます ご多用中まことに恐縮でございますが ご光臨賜りますよう 謹んでご案内申し上げます 敬白 記 日時 2010年 ○月 ○日(○) 午前11時00分(午前10時30分受付) 場所 ○○ホテル ○○の間 東京都○○区○○ ○-○-○ 電話 ○○-○○○-○○○○ (○○線○○駅○○口下車徒歩○分) 2010年○月吉日 吉田太郎 山田梅雄 なお お手数ながらご都合のほど 来たる○月○日までに 同封の葉書にてご返信くださいますよう お願い申し上げます
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